長野県須坂市動物園でカピバラ温泉と猫の日写真展を最終日実施
長野県須坂市の須坂市動物園では、きょう最終日を迎えたカピバラ温泉イベントが開催されている。このイベントは、園内のカピバラたちが温泉のようなプールに入る様子を観覧できるもので、春の乾燥対策として水分補給を促す内容だ。ホオジロカンムリヅル舎の近くで実施され、カピバラの官兵衛という名前のオスがジュースを飲む姿も見られる。
園内では同時に猫の日写真展も行われており、ハクビシンなどの動物写真が展示されている。須坂市動物園は、地元で親しまれる小規模動物園として、動物選挙や飼育員による動物紹介イベントを定期的に開催する。カピバラ温泉は冬の風物詩として人気で、今年も多くの家族連れが訪れた。
カピバラたちは屋外展示場でゆったりと過ごし、温泉プールでは薬草を浮かべたお湯に浸かる。園長によると、このイベントは動物の健康維持と来園者の楽しみを提供するために毎年実施されている。須坂市は果物産地として知られ、園内では地元産のりんごをエサに使うこともある。
猫の日写真展は、猫の生態や園内の猫類を紹介するもので、子ども向けの解説パネルが設置されている。須坂市動物園の敷地面積は約5ヘクタールで、約120種400点の動物を飼育。春季は桜の開花と重なり、ドライブコースとしても利用される。
イベント最終日は天候に恵まれ、午前中から入園者が増えた。カピバラの温泉タイムは1日数回あり、各回10分程度。観覧者はフェンス越しに観察し、動物の自然な行動を間近で見られる。園側はマナーの徹底を呼びかけ、餌やり禁止を明記している。
須坂市動物園は、地元住民のボランティアが清掃やイベント補助に参加する。カピバラ温泉は2010年代から始まり、全国の動物園で流行したきっかけの一つとなった。きょうのイベント終了後、次は春の動物ベビー誕生に期待が集まる。
園内の売店では、カピバラグッズや地元特産の味噌が販売され、家族で楽しめる。須坂市は上信越自動車道のインターチェンジが近く、交通アクセスが良い。イベントを通じて、地域の動物愛護意識が高まっている。