埼玉県吉見町道の駅いちごの里よしみであまりんという甘いいちごを販売
埼玉県吉見町にある道の駅いちごの里よしみは、いちご栽培が盛んな地域の特産品を扱う施設だ。直売所で販売されるあまりんという品種のいちごが注目を集めている。このいちごは花びらが付いたままの状態で提供され、鮮度が高く香りが強いのが特徴。味は砂糖のように甘く、地元農家が丁寧に栽培したものだ。
道の駅いちごの里よしみは、2006年にオープンし、いちごの里よしみという名称の通り、吉見町のいちご生産をPRする役割を果たす。あまりんは、大きさ中粒で赤みが強く、表面にツヤがある。栽培農家はハウス内で温度と湿度を管理し、完熟したものを収穫する。道の駅の直売所では、1パック500グラムで300円前後と手頃な価格で並ぶ。
吉見町のいちご栽培は1970年代から始まり、現在は約50戸の農家が約20ヘクタールのハウスで生産している。あまりんは耐病性が高く、安定した甘さを保てる品種として選ばれている。道の駅では朝摘みの新鮮なものを午前中に並べ、午後には補充する。付属のイートインスペースでそのまま食べられる。
あまりんの甘さは糖度14度以上を基準に選果され、通常のいちごより2度高い。花びらが残るのは収穫時の丁寧な扱いのためで、見た目も可愛らしい。道の駅の売店では、いちごジャムやいちご大福などの加工品も販売され、あまりんを使ったものが人気だ。周辺の観光ルートに組み込まれ、ドライブ客が立ち寄る。
道の駅いちごの里よしみの施設内には、いちご狩り体験の受付もあり、近隣の農園と連携している。あまりんは3月から5月が旬で、ピーク時には1日数百パックが売れる。地元小学校の遠足でも利用され、子どもたちがいちごの成長過程を学ぶ。
吉見町は関東平野の中央部にあり、利根川の水源を活かした農業が基幹産業。道の駅は地域の玄関口として、野菜コーナーも充実し、トマトやナスなどの夏野菜が並ぶ。あまりんの販売は、いちごブランドの強化に寄与し、農家の収入安定につながっている。
あまりんの栽培ポイントは、追肥のタイミングと葉かぶせの調整だという。道の駅スタッフは毎日市場価格をチェックし、適正価格を維持。来場者はあまりんの甘さに驚き、リピーターが多い。施設の駐車場は100台分あり、週末は満車になることもある。
道の駅の役割は地元産品の流通拠点で、いちごの里よしみは年間50万人の来場者を記録。あまりんは町の名物として、道の駅のシンボル商品となっている。