山口県周南市徳山動物園のアムールトラミルルが国内2番目の長寿
山口県周南市にある徳山動物園で飼育されているアムールトラのメス、ミルルは国内で飼育されている同種の個体の中で2番目の長寿である。
ミルルは園内のトラ舎でゆったりと過ごしており、福岡市動物園のカイというオスが国内最長寿の20歳で、ミルルはそのいとこにあたる。到津の森公園動物園のミライの伯母でもある。
園内のトラ舎は広々としており、ミルルは木陰で体を休めたり、水辺で毛づくろいをしたりする姿が観察される。周南市は工業都市として知られ、動物園は市街地に位置し、地元住民が日常的に訪れる場所となっている。
アムールトラはシベリアトラとも呼ばれ、寒冷地に適応した大型のトラである。体長はメスで約2.5メートル、体重は150キログラムを超える。徳山動物園ではミルルが単独飼育され、健康管理が徹底されている。
園の飼育員はミルルの食事として牛肉や鶏肉を中心に1日約3キログラムを提供し、ビタミン剤も加える。定期的な健康診断で体重や血液値をチェックし、異常がないことを確認している。
徳山動物園は1951年に開園し、周南市の自然豊かな環境に恵まれている。園内にはライオン舎やレッサーパンダ舎もあり、ミルルのいるトラ舎は人気スポットの一つだ。
ミルルの長寿は適切な環境整備と飼育管理の結果であり、園は今後も観察を続けていく。
ミルルは毎日のように舎内をゆっくり移動し、来園者の姿を静かに見つめている。