愛媛県愛南町道の駅みしょうでピース パン工房の高千穂バターリッチ食パンとよもぎ食パンの出荷
愛媛県愛南町にある道の駅みしょうは、地元生産者の新鮮な農産物や加工品を扱う施設として知られています。この道の駅には、フレッシュ一本松、緑新鮮市、道の駅みしょうMICの3つの直売コーナーがあり、日常的に地元住民や旅行者が訪れます。最近、ピース パン工房がこれらのコーナーに出荷を始めました。
ピース パン工房は愛南町内で国産小麦を使い、無添加のパンを製造する工房です。就労支援事業の一環として運営されており、地元産の材料を活用した商品を特徴としています。きょう出荷されたのは、高千穂バターリッチ食パンです。このパンは宮崎県高千穂産のバターをたっぷり練り込み、風味豊かな食パンに仕上げています。バターの量は通常の2倍以上で、生地にしっかりと混ぜ込まれています。
もう一つの商品はよもぎ食パンです。地元で採れたよもぎを粉末状にして生地に練り込み、独特の香りと緑色の見た目が特徴です。よもぎは春先に新鮮なものを収穫し、乾燥させて使用します。このパンは食物繊維が豊富で、日常の食事に取り入れやすい形状です。道の駅みしょうMICの棚に並べられ、午前中から利用者が手に取る様子が見られます。
さらに愛南苺バタークリームパンも出荷されました。愛南産のいちごをクリームに混ぜ、バターと組み合わせたパンです。いちごは地元農家が栽培する品種で、甘酸っぱさが際立ちます。生地は柔らかく、クリームが中心に詰められています。有機レーズンパンは国産有機栽培のレーズンを生地に折り込み、しっとりとした仕上がりです。
愛南農家紫芋餡パンも並びました。愛南町の農家が生産する紫芋を蒸して餡にし、パンの中に包み込んでいます。紫芋はアントシアニンを多く含み、色鮮やかな紫色が特徴です。これらのパンはすべて天然酵母を使い、低温長時間発酵で作られています。道の駅の直売コーナーでは、朝8時頃から出荷され、午前中には一部商品が動き始めます。
道の駅みしょうは国道321号線沿いに位置し、愛南町の中心部から車で約10分です。施設内には駐車場が広く、家族連れも利用しやすい構造です。ピース パン工房の出荷は毎週土曜日を中心に実施され、天候に関わらず行われます。風が強い日でも、工房スタッフが丁寧に梱包して運び込みます。
地元住民はこれらのパンを日常の朝食やおやつに活用しています。高千穂バターリッチ食パンはトーストに適し、よもぎ食パンはそのままでもおいしいと評判です。愛南町は温暖な気候で、農産物が豊富な地域です。道の駅は生産者と消費者のつなぎ役を果たし、こうした小さな出荷が地域の食文化を支えています。
ピース パン工房の商品は通販でも一部扱っていますが、道の駅での新鮮な状態が人気です。出荷量は1日あたり数十個で、早い時間に完売することもあります。利用者はパンを選ぶ際に工房のこだわりをスタッフから聞く機会が多く、地元産材料の背景を知る人も増えています。