田舎の商店街に残る個人商店の並び
シャッターの軋む音が朝に響く。商店街の空気がひんやり。
田舎の商店街に八百屋魚屋花屋があった。ガキの頃の風景。
今はシャッター閉まった店が多い。空き地も。薬局と肉屋だけ残る。
肉屋は建て直し。処方箋の薬局は日常使い。客の足音少ない。
昔は野菜の新鮮な緑。魚の銀鱗。花の柔らかな花弁。
通りを歩くと土の匂い。シャッターの冷たい金属触感。
近所の肉は地元産。薬は静かに並ぶ。変わらぬ場所。
商店街は静かに息づく。風がシャッターを叩く。
記憶の風景が残る。日常の移ろいを感じる。
田舎の空気は澄む。遠くの山の緑が見える。