埼玉県東松山市こども動物自然公園のヒツジたちがモコモコの毛並みで草を食む
朝露に濡れた草の上で、ヒツジの毛が柔らかく光る。埼玉県東松山市こども動物自然公園の牧草地に、ヒツジの群れが広がる。
この公園は、1979年に開園した。広さは東京ドーム8個分である。ヒツジはサフォーク種やコーリデール種だ。毛刈りは4月から始まる。
ヒツジ舎の柵から、穏やかな息づかいが聞こえる。草を噛む音が響く。白い毛の感触はふわふわである。
園内では、オオカンガルーやクォッカも暮らす。ヒツジは毎日、牧草地で運動する。1頭あたり5kgの干し草を食べる。
春の陽光が毛並みを照らす。モコモコの姿が木陰に映える。子どもたちが遠くから眺める。
飼育員は、毎朝毛並みを確認する。健康管理のためである。毛は1年で10cm伸びる。
公園の散策路は、桜並木に続く。風に花びらが舞う。ヒツジの鳴き声が静かに混じる。
入園者は年間50万人である。家族連れが多い。ヒツジの毛を触れるコーナーもある。
夕暮れの空が橙色に染まる。ヒツジたちは舎に戻る。草の緑が残光に輝く。