静岡県藤枝市瀬戸谷の石窯パン工房すまいるが朝のパンを道の駅ゆとりえせとやに出荷する
朝霧が石窯の周りを優しく包む。静岡県藤枝市瀬戸谷の石窯パン工房すまいるでは、工房主が薪をくべる。石窯の熱がゆっくりと上がる。
工房は山間部に位置する。周辺は緑豊かな里山だ。自作の石窯と小屋でパンを焼く。毎週土日には瀬戸谷温泉横のちょっくらが出店場所である。
きょうは道の駅ゆとりえせとやへの出荷日だ。カンパーニュなど多くのパンを準備する。8時過ぎに出荷する。工房売店は11時から開店だ。
石窯の扉を開けると、香ばしい小麦の匂いが広がる。パンは地元産小麦を使う。工房主は生地を丁寧にこねる。発酵させた生地を窯に入れる。
道の駅ゆとりえせとやは地元食材を扱う。パン工房すまいるのパンは人気商品である。温泉施設も併設し、旅人を迎える。
工房の周りでは風が木々を揺らす。葉ずれの音が穏やかだ。パンを焼く音が静かに響く。出荷前の最終確認をする。
瀬戸谷地区は昔からパン作りの伝統がある。工房すまいるは地域の取り組みを支える。自作石窯で独特の風味を生む。
夕方には道の駅でパンが並ぶ。地元住民が買いに来る。工房主は予約を受け付ける。お客の顔を覚える。
山の空気がパンに染み込む。工房の日常は変わらない。きょうも穏やかな一日である。