長野県飯島町道の駅でコシアブラが大量入荷
道の駅田切の里の直売所に山菜の香りが漂う。長野県飯島町の直売所では午前8時からコシアブラが並び始め、1キログラム単位で販売される。葉先が柔らかく緑色をした山菜が束になって置かれている。直売所の床はコンクリートで、足元がひんやりしている。
コシアブラは飯島町周辺の山で採取される。地元住民が朝早く山に入り、午前中に収穫を終える。1日あたりの入荷量は20キログラム前後で、春の最盛期には30キログラムを超える日もある。山菜は朝採りで新鮮さが保たれている。
直売所ではコシアブラのほかタラの芽やゼンマイも一緒に並ぶ。価格は1束200円から300円で、量り売りも可能だ。客は手に取って葉の柔らかさを確認し、土の匂いを嗅いで鮮度を確かめる。店員は山菜の保存方法を簡潔に伝える。
道の駅は国道153号沿いにあり、駐車場は50台分ある。午前中は近隣の住民が訪れ、午後には観光バスが停まることもある。直売所内は温度が15度前後に保たれ、山菜の鮮度が落ちにくい環境になっている。
入荷したコシアブラはすべて地元産で、農薬は使用されていない。収穫者は毎日5人程度で、午前5時から作業を始める。山菜はビニール袋に入れられ、直売所に運ばれるまで2時間以内で処理される。
販売は午後4時まで行われる。午後になると残りが少なくなり、店員が棚の整理を始める。売れ残った山菜は翌朝の新鮮な入荷に置き換えられる。直売所は毎日営業し、月曜のみ午後から開店する。
客は山菜を天ぷらやおひたしにする方法を店員に尋ねる。説明は3分程度で終わり、客は袋に入れて持ち帰る。道の駅の直売所は地元産山菜の安定供給を続けている。