富山県氷見市げんじぃの吉がけ牧場で生後1日の赤ちゃんヤギが休む

牧場の柵の向こうで、柔らかい草の匂いが漂う。朝露が残る地面に小さな影が横たわる。 生後1日のヤギはげんじぃの吉がけ牧場で生まれた。毛並みは淡い色で、体長は20センチ程度である。 母親ヤギは近くで草を食べる。子ヤギは時折体を震わせて眠りを深める。 牧場主は毎日朝夕の世話を行う。ミルクの量や体温をメモに残す。 牧場は氷見市の山あいに位置する。海からの風が時折木々の間を通る。 訪れる人は少ない。柵の外から子ヤギの様子を静かに見るだけである。 午後になると子ヤギは少しずつ立ち上がる。短い足で数歩歩いてから再び横になる。 夕暮れの光の中で、牧場全体が穏やかな色に包まれる。翌朝も同じ場所で世話が続く。

いきもの