岐阜県高山市の工房で木の器を削る作業が続く

工房の窓から光が差し込む。 岐阜県高山市内の木工工房で、職人が木の器を削る作業を続けている。 丸太を旋盤に固定し、刃を当てる。 木くずが床に落ちる音が小さく響く。 削った表面が滑らかになる。

この工房は市内の住宅地にあり、平日午前9時から作業する。 器の直径は15センチから20センチで、厚さは2センチ程度に仕上げる。 木の種類は地元で採れた杉を使用する。 削り終わった器はサンドペーパーで磨かれる。 最後に油を塗って仕上げる。

高山市では木工品の制作が長く続けられている。 山から運ばれた丸太をその場で加工する。 工房では1日に5から6個の器が完成する。 完成品は店頭で販売され、客が手に取る。

職人は手袋を着用せず、素手で木の感触を確認する。 刃の角度を微調整しながら削る動作が繰り返される。 木くずの匂いが工房内に漂う。 作業中は話声が少なく、音は刃と木が触れる音だけだ。

完成した器は棚に並べられる。 客は器の重さや形を確かめて購入する。 購入した客は自宅で小物入れとして使う。 工房の隣には木材の保管場所がある。

この器削り作業は今週も毎日行われる。 丸太の在庫に応じて器の数が決まる。 客は工房の前を通りかかって中を覗く。 高山市の中心部から車で20分程度の場所にある。

木の器は自然な木目が残る。 削る深さを変えることで形に変化を付ける。 作業が終わると、工房内を掃除する。 次の日の丸太を準備して作業を終える。

この日常的な作業が工房の風景を形作っている。 客は完成品を見て、木の質感を楽しむ。 販売は午後5時まで行われる。 工房の扉は午前9時に開く。