新潟県上越市の直売所で夏のトマトが朝から箱詰めされる

朝の光が直売所の屋根を薄く照らす。木の棚がゆっくり温まる。夏のトマトが赤く光る。作業員が一つ一つ手に取る。トマトの皮が指に少し残る。

新潟県上越市の道の駅「上越市親善の駅」直売所で、トマトの箱詰め作業が続いている。地元農家が朝五時に収穫したトマトを運び込む。二十箱以上が並ぶ。重さは一箱八キロだ。

作業員はトマトの傷を一つ一つ確認する。傷がないものを選ぶ。選んだトマトを発泡スチロールの箱に入れる。箱の底にクッションシートを敷く。シートがトマトを優しく支える。

トマトの甘い香りが空気の中に広がる。隣の棚ではきゅうりも並べられる。きゅうりは緑色が濃い。作業員はきゅうりも一つずつ並べる。並べ終えたらラベルを貼る。ラベルには「上越産」と書かれている。

直売所の開店は午前八時だ。地元住民が買いに来る。トマトを手に取って匂いを嗅ぐ。熟れ具合を確認する。買ったトマトは家で食べる。サラダや味噌汁の具になる。

夏のトマトは水分が多い。食べると口の中に汁が広がる。直売所では毎日朝に新しいトマトが入荷する。作業員は毎日同じ作業を繰り返す。作業は午前十時ごろまで続く。

午後になると直売所は静かになる。午前中に買った人が家に帰る。残ったトマトは夕方まで並ぶ。夕方になると次の日の準備が始まる。箱を片付け、棚を拭く。作業員は翌朝また早起きする。

たべもの