北海道美瑛町の庭で野生エゾユキウサギが夕方に草を食べる
庭の芝生に夕陽が落ちる。北海道美瑛町のびえいハスカップファームの庭で、野生のエゾユキウサギが草を食べる姿が見られる。
エゾユキウサギは体長約40センチメートルで、耳の先が黒い。夕方5時頃に庭の端から現れる。現れたウサギはゆっくりと草をはむ。
草を食べる動作は約20分続く。食べる草は庭に生えるクローバーとイネ科の草だ。ウサギは1回で約50グラムの草を食べる。
庭の管理者はウサギの出現を記録している。記録は毎日続けられ、出現時間はほぼ一定だ。出現場所は庭の北側に限られる。
ウサギは食べるのを終えると、庭の端の茂みに戻る。戻る動作は静かで、音を立てない。茂みに入った後は姿を消す。
庭のハスカップの木は高さ1メートル程度で、ウサギの出入りには影響しない。木の根元には草が残り、ウサギの餌場となっている。
エゾユキウサギの出現は5月から9月にかけて続く。冬になると雪の下で過ごすため、庭では見られなくなる。
びえいハスカップファームの庭は、毎日同じ風景を繰り返す。エゾユキウサギは夕方の光の中で草を食べ続けている。