長野県飯田市で里山のコシアブラ新芽が道の駅へ入荷

里山の木々が朝の光に包まれる。長野県飯田市周辺の山道で、コシアブラの新芽が静かに伸びている。

地元の人々が山に入り、新芽を丁寧に摘み取る。摘み取った芽は葉の柔らかさと色合いを確認した後、箱に並べられる。道の駅飯田に運ばれ、朝から棚に置かれる。

コシアブラは山菜として知られ、春の短い時期にしか採取できない。新芽は直径約5センチメートル程度で、柔らかい手触りが特徴だ。道の駅の直売所では1束200円前後で販売される。

直売所の担当者は午前6時から入荷作業を始める。箱から新芽を取り出し、水で軽く洗い、冷蔵ケースに並べる。並べる作業は約30分で終わる。

山菜の出荷は地元の山林所有者数名が担う。彼らは毎朝、指定の場所で採取を繰り返す。採取量は1日あたり20キログラム程度に抑えられる。

道の駅飯田の直売所は午前8時に開店する。開店と同時にコシアブラを求める客が訪れる。客は新芽の色や大きさを確認し、購入を決める。

新芽の入荷は5月末ごろまで続く見込みだ。気温の上昇とともに採取期間が短くなるため、直売所では早めの購入を呼びかけている。

里山の静かな作業は、毎日繰り返される。コシアブラの新芽は、道の駅の棚で静かに並び続けている。