群馬県下仁田町の牧場でジャージー牛が草地を歩く
朝もやのなか、牧場の草地が白く霞む。
ジャージー牛はゆっくり歩きながら草を食む。体高は120センチ前後、体重は400キログラムほど。毛色は淡い茶色で、鼻の周りが黒い。
下仁田町は群馬県の西部に位置する。牧場は標高800メートル付近の台地にあり、面積は約5ヘクタール。
牛の頭数は約30頭。朝6時から放牧が始まり、夕方5時まで草地で過ごす。
草地にはイタリアンライグラスとオーチャードグラスが混ざり、草丈は20センチ前後。牛は一歩ごとに口を動かし、草を噛み続ける。
牧場の柵は木製で、高さ1.2メートル。牛は柵の内側を回るように移動し、特定の場所で立ち止まる。
風が吹くと草の波が立つ。牛の体表に光が当たり、毛並みが光る。
ジャージー牛の乳は脂肪分が高く、4.5パーセント前後。牧場では搾乳を午前と午後の2回行う。
牛の耳標は黄色で、番号が印字されている。耳標は1メートル以上離れた場所からでも確認できる。
牧場管理者は牛の歩き方を観察し、異常がないか確認する。牛は基本的に静かで、鳴き声はほとんど聞こえない。
草地の土は黒っぽく、牛の足跡が残る。足跡の深さは2センチほどで、午前中はまだ柔らかい。
午前9時になると太陽の位置が高くなり、草地の霧が徐々に晴れていく。
牛は草地を一巡した後、再び同じ場所に戻って草を食む。移動距離は1時間で約200メートル程度。
牧場は一般公開されており、観察用の木製ベンチが2台設置されている。