長野県飯島町道の駅でコシアブラが大量入荷する

道の駅の直売所で、山菜の新芽が束になって並ぶ。

長野県飯島町の道の駅では、きょうも里山から採れたコシアブラが大量に入荷している。束の大きさは20本程度で、緑色の葉先が柔らかく見える。

出荷者は、早朝に山道を歩いて採取したコシアブラを箱に詰めて運ぶ。道の駅の担当者が箱を開け、束の状態を確認する。葉の傷みがないものが選ばれる。

直売所の棚には、コシアブラのほかにも山菜の品が並んでいる。タラの芽やふきのとうが隣に置かれ、色合いの違いが目立つ。価格は100グラム単位で表示される。

スタッフは、客からコシアブラの調理方法を聞かれることがある。軽く茹でて和え物にする方法や、天ぷらにする方法が短く説明される。会話は具体的な手順に留まる。

入荷量は、きょうだけで50束を超える。午前中に半分以上が売れ、午後には残りが少なくなる。新しい箱が追加で運び込まれる。

道の駅の駐車場では、軽トラックが山菜を積んで到着する。出荷者は箱を降ろし、担当者と簡単なやり取りをする。記録はノートに残される。

客はコシアブラを選んでレジに並ぶ。袋に入れられた束が渡され、会計が済む。店内の空気は山菜の土の匂いがわずかに残る。

たべもの