群馬県みなかみ町の道の駅で地元産の新鮮な山菜が朝から並ぶ

朝もやのなか、道の駅の駐車場に軽トラックが一台ずつ停まる。 エンジンの音が静かに消え、箱を運ぶ手が動き始める。 群馬県みなかみ町の道の駅では、きょうも地元で採れた山菜が棚に並ぶ。

水仙の香りが薄く漂う朝の空気の下、従業員が箱を開ける。 中にはコシアブラの新芽が束ねられて入っている。 葉の緑が柔らかく光を受け、触れると少し湿っている。

みなかみ町の山菜は、近隣の里山で朝早く採取される。 採取者は午前5時頃から山に入り、午前8時までに箱を仕上げる。 道の駅の棚に並ぶまでの時間は、約2時間である。

コシアブラの他にタラの芽やわらびも同じ箱に入る。 それぞれの山菜は束ねられて価格が付けられる。 コシアブラは1束300円、タラの芽は1束250円で販売される。

販売は午前9時から始まる。 道の駅のスタッフは山菜の鮮度を保つため、霧吹きで葉を湿らせる。 霧の粒が葉に残り、午前中の光に反射する。

山菜は地元住民や近隣の観光客が購入する。 箱が空になると、午後には次の箱が補充される。 補充の作業も軽トラックで運ばれる。

みなかみ町の道の駅は、国道291号沿いに位置する。 山菜の並ぶ棚は入口から3メートルほどの場所にある。 午前中の来店者は山菜を手に取り、袋に入れて持ち帰る。