秋田県横手市の陶器店で土の塊をこねる作業が続く
秋田県横手市の陶器店で、ろくろの前に置かれた土の塊がゆっくりと回る。
陶工が両手で土を押さえ、中心に指を沈めていく。土の表面に指の跡が残る。
ろくろの回転が一定の速さで続き、土の形が少しずつ変わっていく。外側にわずかな段差ができる。
店内の棚には、すでに成形された器が並んでいる。器の色は素焼き前の灰色である。
陶工は時折手を止め、水を指先につけて土の表面を滑らかにする。水滴がろくろの台に落ちる。
店の外では、通りを歩く人が窓から作業の様子をのぞき込む。陶工はそれに気づかず、作業を続ける。
午後になると、成形された器が別の台に移される。土の塊はまだ残っている。
店内は静かで、ろくろの回転音だけが小さく響いている。土の塊は再び指で押さえられる。