長野県飯田市の商店街アーケードが夜を照らす

夕方の光がアーケードの屋根に当たり、影が長く伸びる。

長野県飯田市の飯田銀座通り商店街は中央にアーケードを備える。屋根は高さ4メートル、幅6メートルで、全長は約180メートル。夜になるとアーケードの両側に設置された街灯が点灯する。街灯はLEDで、1灯あたり消費電力は約15ワット。

街灯は午後5時30分に点灯する。タイマーは午前0時に消灯する設定だ。街灯の間隔は約6メートル。光は暖色系で、床面の照度は約50ルクス。歩行者が通ると足元に影が落ちる。

商店街の店舗数は約70軒。午後6時になると半数の店舗が閉まる。残りの店舗は夜8時まで営業する。アーケードの下は風が通りにくいため、夏場でも比較的涼しい。冬場は屋根が雪を防ぐ。

アーケードの屋根はポリカーボネート板で作られる。板の厚さは約5ミリ。雨水は両端の樋に集まり、地面の排水溝へ流れる。夜間の清掃は午前2時から始まる。清掃員は床を水拭きし、街灯のガラスを布で拭く。

夜10時になると歩行者の数は減る。アーケードの端から端まで歩くのに約3分かかる。街灯の光は一定で、点滅することはない。午前0時になると街灯が一斉に消え、商店街は暗くなる。

アーケードの維持管理は商店街組合が行う。組合員は約50人。街灯の交換は年2回、春と秋に実施される。街灯の寿命は約5万時間。夜の光は商店街の景観を保つための設備として機能している。