石川県能登町で小木のとも旗祭りが近づく

朝の風が港の水面を揺らし、旗を掲げる支柱がゆっくりと立てられる。

石川県能登町の小木地区では、毎年夏に「とも旗祭り」が行われる。祭りの準備は1週間前から始まる。町内の住民約30人が港の岸壁に集まり、旗を掲げる支柱を立てる作業を行う。

支柱は高さ約4メートル。直径は約10センチの杉材を使用する。支柱は地面に約50センチ埋め込まれる。埋め込む作業はスコップとハンマーで行われる。埋め込みが完了した支柱はロープで固定される。

旗は縦約1メートル、横約1.5メートル。旗の生地は木綿で、色は赤と白が交互に配置される。旗の中央には「小木」と書かれた文字が入る。文字の大きさは約30センチ四方。

旗を掲げる作業は午前7時から始まる。旗は支柱の先端に取り付けられる。取り付けには約5分かかる。旗が掲げられると、風に揺れる。風の強さは毎秒約3メートル。

旗を掲げた後は、港の周辺を清掃する。清掃は約1時間で完了する。清掃後は支柱の周囲に砂袋を置く。砂袋は1袋あたり約15キロ。砂袋は風で支柱が倒れないようにするためのものだ。

祭りの本番は3日間。初日は旗を掲げた状態で港の周辺を歩く。2日目は旗を掲げたまま港で祈祷を行う。3日目は旗を下ろし、支柱を片付ける。片付けは午前9時から始まる。