山形県庄内町の直売所で夏のナスが朝から並ぶ作業が続く
朝の光が直売所のガラス窓に差し込む。山形県庄内町の直売所では、スタッフが夏のナスを並べる作業を続けている。手に持つナスは重さ約200グラム。表面はつやつやとした紫色だ。
この直売所は庄内町役場から車で10分ほどの場所にある。地元農家が持ち寄った野菜が毎日並ぶ。ナスは午前6時半ごろに畑から運ばれてくる。箱から取り出して一つずつ拭く作業が続く。
ナスは直径約6センチメートル。長さは20センチメートル前後だ。皮の色は濃い紫で、ヘタの部分は緑色が残っている。作業は2名のスタッフが分担している。1人が箱から出して、1人が並べる。
並べる位置は棚の中央部分。顧客が手に取りやすい高さだ。棚の高さは約90センチメートル。奥行きは40センチメートル。ナスは横向きに2列で並べられる。1列あたり約15個が入る。
作業は午前7時までに終わる。午前8時から直売所は開店する。開店後は地元住民が次々と訪れる。ナスは1個120円で販売される。午前中は特に売れ行きが良いという。
直売所では他にもトマトやきゅうりが並ぶ。ナスは夏の主力商品の一つだ。午前中は約80個が並ぶ。午後になると追加で並べられることもある。
作業は静かに行われる。スタッフ同士の会話は少ない。ナスを手に取る音だけが聞こえる。直売所の外では風が吹き、木の葉が揺れている。