群馬県桐生市の古紙回収所で新聞紙の束が毎日積み重なる

朝の光がガラス窓を照らす。群馬県桐生市内の古紙回収所では、職員が新聞紙の束を台車で運ぶ。

台車が床をこする音が静かに響く。束は一枚ずつ丁寧に積み上げられる。厚さは約40センチメートルになる。

回収所は市内4か所にあり、毎日午前8時から作業が始まる。1日の処理量は平均3トンだ。

職員は3名体制で作業を分担する。新聞紙は地域住民が持ち込む。束ごとに重さを計測し、記録を取る。

計測器の数値はデジタル表示される。1束あたり約8キログラムになることが多い。データは週ごとに集計される。

集まった紙は製紙会社へ運ばれる。回収所から製紙工場までは約15キロメートル離れている。

運搬は週2回、専用のトラックで行われる。ドライバーは午前中に到着し、積み込みを終える。

回収所内は空調が24時間稼働する。温度は20度前後に保たれる。湿度は60パーセントに調整される。

職員は手袋を着用して作業する。束を動かす際に指を挟まないよう注意を払う。

午後3時になると回収所のシャッターが閉まる。翌朝まで静かな時間が続く。