秋田県横手市の陶器店で土の塊をこねる作業が続く
工房の窓から柔らかな光が入る。秋田県横手市の陶器店では、職人が粘土の塊をこねる作業を続けている。
粘土の重さは1塊あたり約5キログラム。職人は両手で押し、ひねりながら均等にする。
作業台は木製で幅120センチメートルある。台の表面は水で湿らせてある。
こねる時間は1塊あたり約15分かかる。職人は体を前後に動かし、力を加減する。
こね終えた粘土はビニール袋に入れられる。袋の口はしっかり閉じられる。
袋は棚に並べられ、翌朝まで置かれる。温度は18度に保たれる。
店内には電動ろくろが2台設置されている。1台の直径は約35センチメートルだ。
午前9時になると職人はろくろを回し始める。粘土を中央に置き、指で形を整える。
形が整うと乾燥室へ移される。室温は25度、湿度は70パーセントに設定される。
作品は3日後に素焼きされる。窯の温度は約900度まで上げられる。
焼成後、作品は店頭に並ぶ。価格は1個あたり800円から販売される。