北海道苫小牧市の道の駅で朝のメロンパンが並ぶ
朝もやのなか、道の駅のガラス扉がゆっくり開く。
店内の棚に金色に焼き上がったメロンパンが整列する。バターの香りが軽く漂う。厚さ約2センチの生地にサクサクのクッキー生地が重なり、大きさは直径12センチ程度だ。
生地作りは午前4時から始まる。小麦粉300キログラムにバターと砂糖を混ぜ、発酵室で1時間置く。発酵後は1個120グラムの重さに分け、表面にクッキー生地を貼り付ける。
焼き上がりは午前6時30分。温度180度のオーブンで18分焼く。表面の色は均一で、焼きムラがない。焼き上がったパンはすぐに冷却棚へ移され、温度が下がるのを待つ。
道の駅の売店では午前7時から販売が始まる。1個220円で提供される。地元のパン工房が毎日納品し、午前中に売り切れる日が多い。
客は主に通勤者と観光客だ。メロンパンを手に取る人は、袋に入れて車に持ち帰る。売店スタッフは「午前中に30個以上並ぶ」と話す。
パンの大きさは一定で、クッキー生地の模様も同じ形に整えられる。焼き色の濃淡はほとんどない。道の駅の棚には他に食パンやあんパンも並ぶが、メロンパンは一番手前に置かれる。
午前9時を過ぎるとメロンパンの在庫は減り始める。残った分は午後1時までに販売を終える。翌朝また新しいパンが並ぶ。