秋田県由利本荘市の直売所で手作り味噌の瓶が棚に並ぶ作業が続く
店内には味噌の香りがゆっくりと漂う。朝の光が窓から差し込み、瓶の表面に薄い影を落とす。
由利本荘市内の直売所で、味噌を瓶詰めする作業が午前中から行われている。職員が木のへらで味噌をすくい、瓶の底まで詰めていく。瓶の容量は500グラムと1キログラムの2種類だ。
味噌は地元産の大豆と米麹を使って作られる。発酵期間は約半年で、熟成が進むにつれて色が濃くなっていく。作業では、瓶の口元を布で拭き、蓋をしっかり締める手順が繰り返される。
並べられる棚は木製で、4段構成になっている。上段には500グラムの瓶が並び、下段には1キログラムの瓶が置かれる。職員は瓶のラベルを確認しながら位置を調整する。
味噌の原料は市内の農家から仕入れている。大豆は秋に収穫されたもので、今年は約800キログラムが使われた。米麹は地元の酒蔵から提供される。
瓶詰め作業は午前9時から始まり、12時までに約200本が完成する。完成した瓶は温度管理された倉庫で1週間保管された後、店頭に並ぶ。
直売所では味噌の試食も行われている。職員が小皿に味噌を盛り、味の濃さを確認している。試食の量は1回あたり5グラム程度だ。
瓶詰め作業は週3回行われている。残りの日は味噌の仕込みと瓶の洗浄に充てられる。作業は午後2時までに終了する。