秋田県横手市の陶器店で土の塊をこねる作業が続く
工房内には土の湿った匂いが漂う。作業台の上で、ろくろがゆっくりと回り始める。
横手市内の陶器店で、陶器作りのための土をこねる作業が午前中から行われている。土は地元で採取されたもので、1回あたり約15キログラムが使われる。土の種類は赤土と白土の混合だ。
土をこねる作業は、土の塊を両手で押したり伸ばしたりする動作が繰り返される。作業時間は1回あたり約30分で、土の硬さを均等にする。こねた土はビニール袋に入れて1日寝かされる。
陶器店では、こねた土を使って茶碗や皿が作られる。茶碗の大きさは直径10センチ程度で、皿は直径15センチ程度だ。ろくろを使って形を整える作業は午後から行われる。
土の原料は市内の山から採取されている。採取量は1回あたり約200キログラムで、1か月分をまとめて運び込む。土は採取後、1週間天日干しされてから使われる。
陶器店では、こねた土の状態を毎日確認している。土の水分量は約20パーセントに保たれ、硬すぎず柔らかすぎない状態に調整される。作業は午後3時までに終了する。
陶器店は午前10時から午後5時まで営業している。来店者は作業の様子を工房の外から観察できる。土をこねる作業は週5日行われ、土曜日と日曜日は休みだ。
こねた土は、翌日以降にろくろ作業に使われる。ろくろ作業では、茶碗や皿の形を整える。形を整えた後は、1週間自然乾燥させてから窯で焼かれる。