富山県入善町の道端で稲穂の残る風景が静かに続く
田んぼの端に稲穂が風に揺れている。
穂先は黄色く熟し、朝の光を受けて少し光る。
道端から見える田んぼは水が引いた状態で続いている。
水路の水は透明で、底の泥が少し見える。
稲の葉は緑のまま残り、穂だけが色を変えている。
風が吹くと穂が一斉に同じ方向に倒れる。
倒れた穂はすぐに元の位置に戻る。
道を歩く人の足音が土に吸い込まれる。
田んぼの向こうに民家が点在している。
民家の屋根は赤い瓦で、午前中の光に照らされている。
水路沿いの草が少し伸び、穂の陰に隠れている。
稲の根元には水がわずかに残っている。
水面に小さな波が立ち、すぐに消える。
道端の草むらから虫の羽音が聞こえる。
羽音は一定のリズムで続き、風の音と混ざる。
田んぼの風景は朝から夕方までほとんど変わらない。
夕方になると光の角度が変わり、穂の色が少し濃くなる。
夜になると田んぼは暗くなり、穂の輪郭だけが残る。
次の朝になると再び同じ風景が続く。