北海道小樽市の海沿い公園でカモメが羽を休める様子が午後続く
海沿いの公園に午後の風が吹く。波の音が遠くから聞こえる。
小樽市内の海沿い公園では、カモメが午後も羽を休めている。体長45センチほどの鳥が、コンクリートの護岸に並んで座る。羽を体に寄せ、首を縮めた姿勢で静止する。
カモメは10羽ほどが集まっている。1羽が翼を伸ばすと、隣の個体が少し距離を置いて移動する。移動距離は1メートル程度だ。翼の下面は白く、上面は灰色に見える。
護岸の表面には海水の跡が残る。カモメは足を水に浸し、羽を振って水滴を落とす。1回の振りの後、再び静止する。羽の乾燥を待つ動作が繰り返される。
午後2時を過ぎると、1羽が飛び立つ。高度は2メートル程度で、水平に飛ぶ。残りのカモメは護岸に留まり、首を左右に振って周囲を確認する。
公園のベンチには散歩客が座る。カモメの存在に気づく人は少なく、足早に通り過ぎていく。カモメは人の接近に反応せず、羽を休め続ける。
午後3時、2羽が同時に飛び立つ。方向は海側で、水平距離は50メートルほど飛んだ後、水面に着水する。残りのカモメは護岸に8羽残る。
海面は穏やかで、波の高さは20センチ程度だ。カモメの羽の色が水面に反射する。午後の光が弱まるにつれ、カモメの動きはさらに少なくなる。