埼玉県川越市の商店街で手作りせんべいが焼かれる
鉄板の熱が通り、軽い焦げの匂いが店先に漂う。埼玉県川越市の商店街にあるせんべい屋では、朝からせんべいの焼き作業が続いている。
作業は午前9時から始まる。生地は小麦粉と水を混ぜて作られ、厚さは約3ミリに伸ばされる。伸ばした生地は丸く型抜きされ、鉄板の上に置かれる。
鉄板の温度は約180度に保たれる。生地が置かれると、表面に小さな泡が立ち、1分ほどで焼き色がつく。焼き上がったせんべいは竹ざるに並べられ、すぐに次の生地が鉄板に置かれる。
1時間あたり約120枚が焼き上がる。焼き上がったせんべいはそのまま店頭で販売される。袋詰めは午後から行われ、1袋に10枚入りで販売される。
店内では、焼き上がったせんべいの山が少しずつ高くなっていく。焦げ目の濃淡が1枚ずつ異なり、形もわずかにゆがむ。店先の鉄板は午前中ずっと熱せられたままになる。