北海道旭川市の公園でエゾリスが木の幹を上り下りする様子が観察される

旭川市の公園では午前中からエゾリスの動きが観察される。エゾリスは公園内のエゾマツやトドマツの幹を素早く上り下りする。体長は20センチ前後で、尾の長さは15センチ程度だ。

エゾリスは木の幹を上る際、爪を樹皮に引っかけて移動する。移動速度は1秒間に約1メートルで、幹の途中にある小枝に止まって周囲を確認する。止まった後は尾を左右に振ってバランスを取る。

公園のベンチに座る来園者は、エゾリスの動きを静かに見守る。エゾリスは来園者の存在に気づくと一旦停止し、10秒ほど様子を見てから再び移動を始める。移動先は主に木の高い位置にある松ぼっくりだ。

松ぼっくりはエゾリスの主な食料源である。エゾリスは松ぼっくりを前足で抱え、歯で鱗片を剥がして中にある種子を食べる。剥がした鱗片は地面に落ち、午前中にはベンチの周囲に10個以上が散らばる。

エゾリスの観察は午前9時から11時頃が適している。午前中は気温が低く、エゾリスが活発に活動するためだ。午後になると気温が上がり、エゾリスは木の高い位置で休む時間が長くなる。

公園の管理者は「エゾリスは人間に危害を加えないが、餌やりは行わないでほしい」と呼びかけている。餌やりを行うとエゾリスが人間に近づきすぎて、車道へ飛び出る危険性があるためだ。

旭川市の公園では、エゾリスの生息数が例年並みで推移している。エゾリスは公園内の木を移動しながら生活しており、1日あたり約500メートルの範囲を移動する。移動範囲は木の配置や餌の量によって変わる。

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