秋田県横手市の陶器店で午前中に粘土をこねる作業が続く
横手市の陶器店では午前8時から粘土をこねる作業が始まる。粘土は地元で採取されたもので、含まれる鉄分により赤みがかった色をしている。粘土は1回あたり5キログラム単位でこねられる。
作業は陶器店の作業場で行われる。作業場にはろくろと粘土をこねる台が設置されている。粘土は水を加えながらこねられ、柔らかさが調整される。柔らかさは指で押したときに跡が残る程度に調整される。
こねられた粘土は、ろくろで成形される。成形される器は茶碗と小鉢の2種類で、茶碗は直径10センチ、小鉢は直径8センチに成形される。成形後は器の表面を滑らかにし、乾燥を待つ。
陶器店の店主は「粘土のこね方は季節によって変える」と話す。冬は粘土が硬くなりやすいため、水を多めに加える。夏は粘土が柔らかくなりやすいため、水を控えめに加える。季節ごとの調整により、器の品質を保っている。
横手市の陶器店では、器の成形数が例年並みで推移している。器は成形後、1週間程度の乾燥期間を経て窯で焼かれる。焼かれた器は店頭に並べられ、1個あたり800円から1200円で販売される。
陶器店の作業場には午前中から地元住民が数人訪れる。地元住民は器の成形を見学し、店主から陶器作りの話を聞く。見学時間は午前9時から11時までで、予約は不要だ。
陶器店の器は地元住民のほか、観光客からも購入される。観光客は器を手に取り、質感を確認してから購入する。器は日常使いの食器として使われることが多い。器の購入者は、器の色や形を選んで自分好みの器を選ぶ。